2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

太陽神の贈り物を尋ねて8

イザ一行はサマンオサの洞窟の地下二階で宝箱を開け続けていた。 まずイザがインパスを唱え、色を判別してから箱を開ける。 中身はたったの24ゴールドから命の石まで千差万別であったが、開ける価値はあった。 貴重な命の木の実もあったからだ。「しっかし、…

太陽神の贈り物7.5

「ぎゃあっ!…なんだよ、イザ、ひやっとしたじゃねえかよぉ」 「ごめんごめん、悪気はなかった」サマンオサの洞窟は沼地の真ん中、古びた橋を渡った先にあった。 朝起きたイザたちはカンダタが手紙を残して別の手がかりを探しに行ったことを知り、自分たちだ…

太陽神の贈り物を尋ねて7

「ここがサマンオサか…」今まで居たランシール、アリアハンは海の国であり南国で暖かだったが、 途中で通ったバハラタは乾燥した大陸、グリンラッドは驚くほどの雪景色… もとの世界であれほど雪が積もっている場所をイザはまだ見たことがなかった。 もっとも…

太陽神の贈り物を尋ねて6.5

カンダタの言った通り、サマンオサの城にはなかった。 だが幸い、サマンオサの王族がサマンオサの洞窟に奉納しなおしたことを聞くことができたので、一度奉納したものをまた借り出すのもあれだが、洞窟に向かうことになった。カンダタはイザたちよりも遥かに…

太陽神の贈り物を尋ねて6

ルイーダの酒場を出たイザたちは再びアリアハンの港へ行き、バハラタ行きの船に乗った。 ランシールからアリアハンに向かうよりもはるかに時間はかかったが平和な船路で、出たモンスターといえばしびれくらげかマリンスライムくらいであった。平和な海にかも…