DQ6二次創作

【性別反転主ミレ】

主ミレの性別を逆にしました。 苦手な方はよまないように* * *太陽に愛される子。 青い髪、青い目の、男勝りな美少女が走り抜けていく。「やあああああっ!」ザクッ、肉が断たれる音の後、地に降り立つ身軽な足音。 目を閉じていてもその光景は想像するに…

主ミレ好きに30の質問<ベータ版>

1、お名前を教えてください。※2、主人公×ミレーユ暦と、はまったきっかけを教えてください。3、主人公の好きなところを教えてください。4、ドラクエ歴代の中でも少々風変わりな6主人公の髪型や服装についてどう思いますか?5、主人公はミレーユのことを…

(閑話)妖艶な月 キスキル・リラ

暗闇が人々を夢へと誘う時間、勿論レイドックの城は寝静まっていた。そういえばついこの間、 現王の唯一の跡取り息子・イズュラーヒン王子が結婚したので、 彼と后の寝室について話し合われた。レイドック城は3階が王の間、王の間に隣接するように王と王妃の…

今更だけど言わせてよ(下)

「…どう?」あの後、ミレーユの下着を取り去ったイザは、代わりに天使のレオタードをミレーユに手渡した。 彼女がレオタードを履く所からじっくりと堪能していると、時折恥らうような刺すような視線がこちらに向けられるのだが、イザにとってはその視線も楽…

新世界のオルゴール14

レイドックは歓声に満ちていた。 国民の愛するイズュラーヒン王子が国に戻り、結婚式を挙げているからであった。 ムドー討伐のときと同じくらいか、それ以上に王宮の中庭はごった返している。 跳ね橋はおろされ、城門は開け放たれ、民も兵も貴族も入り混じっ…

幼少ぱられる2

「はぁ、はぁ…!」少女は走っていた。 通気口を抜けて埃と煤にまみれてしまった白いドレスの裾を持ち、足は裸足で、ガンディーノの城が遠く見えるようになる所まで必死に走り続けていた。小高い丘の上まで走ると、ガンディーノの城下町が見えた。 そして反対…

幼少ぱられる

※この作品は9年前の話です。イザは9歳で、ミレーユは14歳です。 「あれ、ここどこ?」イザは顔を上げた。 レイドック城の庭でセーラとかくれんぼをしていたらいつの間にか眠ってしまったらしい、目を開けるとそこは城の庭ではなかった。 夕暮れの草むらは広…

幼少ぱられる3

「そろそろ海に出るぜ」ハッサンの声を聞いて、イザは我に返った。 父がムドー討伐に出かけて目覚めぬ眠りに入ったのち、母もまたムドーの研究をしすぎて目覚めぬ眠りに入ってしまった。 これは自分で倒してくるしかないと計画を練っていた夜、抜け出そうと…

新世界のオルゴール13

ミレーユを縛っていた想いは、少し呪いめいていたとイザは感じていた。 一人では歩くのに勇気が要るガンディーノを二人で歩くことで、ミレーユを縛る呪いめいた想いが減っていけばと願っていた。諦めがついたかもしれない、自嘲気味に呟いたミレーユの横顔を…

新世界のオルゴール12

イザとミレーユがレイドック王に伺いを立てにいく前日のことである。 二人はゼニス王の城の一件の後、ガンディーノを訪れていた。 ミレーユは恥ずかしがったが、イザがあえて手をつなぐことを提案したので、二人はガンディーノを手をつないで歩いていた。そ…

ひまわりの魔法

けだるい暑さの中、イザたちは馬車の旅を続けていた。 ところどころに見える白い雲は綿菓子のようにやわらかくふっくらとしており、青い空は澄んでいて美しく、夏における理想の姿をしていた。馬車の御者台に座ったイザとミレーユは、たわいもないお喋りをし…

新世界のオルゴール11

ある日のレイドック城、王の間をイザとミレーユが訪れていた。 彼らの前に座るのは無論、国王夫妻である。 初老の国王とそれより少々若めの王妃は神妙な顔をした息子を見て不思議そうに声をかけた。「なんじゃ、どうした。そんな顔をして」 「お父さん、お母…

例えば君に恋人が出来たら

なんだか云々と悩ませると情けない男みたいですねww こういうのは女の子に悩ませるほうが様になるんだけど… 書いてしまったものは投稿してしまおう - ミレーユは故郷に恋人がいるんじゃないか。 そんな下らない「もしも」を考え始めたら止まらなくなってし…

身分差を埋める闇

あまり意識したことはなかったけれど、彼は王子様なんだわ。 ミレーユはそう一人ごちた。 レイドックで王子に間違えられて(いや本当はそうなのだが単に記憶がないというだけで)、改めて認識させられて、そしてライフコッドで本当の彼に戻ったとき、今まで…

新世界のオルゴール続き3

ゼニス王の城の一角、窓の外から差し込むやわらかい日差しの下に背丈の短い草が生えている。その草の上に安置された不思議な色のだいぶ大きな卵を、バーバラは頬杖をついて見つめていた。 (何が入ってるのかなあ…) バーバラには孵し方は分からなかった。た…

新世界のオルゴール続き2

本家連載のつづき-----イザ達はゼニス王に仕える一人の兵士に連れられて城の廊下を歩いていた。兵士はどうぞと言って、ドアの横に立った。 「あなたがたが開けてください」 ここまで案内してきた割にドアは開けないのかと不思議に思いつつも、誰が開けるかと…

新世界のオルゴール続き2

本家連載のつづき-----イザ達はゼニス王に仕える一人の兵士に連れられて城の廊下を歩いていた。兵士はどうぞと言って、ドアの横に立った。 「あなたがたが開けてください」 ここまで案内してきた割にドアは開けないのかと不思議に思いつつも、誰が開けるかと…

新世界のオルゴール続き

しばらく放置してましたがまたメモ帳として使うことにしました♪ 本家連載のつづき----- ゼニスの城は夢の世界になかった。正確に言うと、空に浮いていたのである。 ファルシオンが翼を広げて飛び、一同は城の正面階段に足を降ろした。「みましたか、この城の…